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おいしい仕事?(4)




   おいしい仕事?(4)


スタジオに戻り、キョーコちゃんと話した内容を監督に伝え、キッチンの下見の許可と調理時間の確認。その後、蓮と貴島と3人で話しをしているとキョーコちゃんがスタジオ現れた。

俺の目の錯覚か、現れた瞬間、周りに、ぱぁぁぁ~と花が咲いていくのが見えるような気がした。

蓮が準備した、ノースリブのワンピース。シンプルなのに、上品さを感じる服を身につけて、メイクしたキョーコちゃん。

スタッフ達も、目を奪われているようで、準備の手を止めキョーコちゃんを見ている。

蓮は?

目を向けてみると、無表情。

これだけスタッフが注目しているのに、自分が送った服を見事に着こなしてるキョーコちゃんを見て何とも思わないのか?

蓮に声をかけようとした時、監督がキョーコちゃんに話しかけた。

「やあ、キョーコちゃん。急な頼みで悪かったね、少し打ち合わせをした後、すぐに撮影に入るからね。」

「はい、よろしくお願いします!」

力強く返事をしたキョーコちゃん。

監督、蓮、貴島、キョーコちゃんの四人で打ち合わせを始めた。

「詰め込みで悪いけど、説明するから、よく聞いてくれ。

基本設定から、役名は〔西條響子〕貴島秀人の親戚で料理上手。貴島の仕事相手が、敦賀蓮。

『貴島秀人』に頼まれ、仕事相手である『敦賀蓮』の家に行き食事を作り、二人に食べさせる。これが、大まかな流れだ。後は、アドリブで話しを進めて行く。

カットする部分も多くなるから、俺がストップをかけるまで演じてもらう。カメラは最後まで止めないが、指示は出す事がある。その場合でも動きは止めないように。

ここまでで質問は?」

「は、はい。大丈夫です。私が西條響子で貴島さんと敦賀さんの名前はそのままですね?」

「そう。続けて説明するよ。『敦賀蓮』の役で、今はまだ秘密にしている事がいくつかある。職業、年齢、出身地、この3つは絶対に聞いてはいけない。」

「はい、わかりました。」

「今言った3つ以外なら身長、体重、性別、なんでも好きに聞いてくれ。細かい所は、その都度指示する。」

「…あの、監督。身長、体重はともかく、性別は聞かなくても…。」

「まあ、ものの例えだ。肩の力を抜いて、自然体で演って欲しい。この、世間でイケメンと呼ばれている俳優2人が、どんな場面展開になろうとフォローする。

カメラの最終チェックが終わったら撮影に入るから、3人で打ち合わせする事があったら今のうちに頼む。」

「「「はい。」」」

監督はスタッフと最後の確認、3人は話しながらセットのキッチンへ向かう。

道具や食材の確認。貴島がスタッフに何か聞いて、スタッフとその場を離れた。

蓮とキョーコちゃんの方は話しをしてると思ったら、蓮がキョーコちゃんの両手を握って、短く何か言った後、ポンポンと頭を撫でていた。

きっと、キョーコちゃんが自然体で演じられるように、言葉をかけたんだろう。

貴島がトートバックを持って戻って来て、そのバックに、キョーコちゃんが冷蔵庫の中の物を入れる。どうやら買い物をしてからここへ来た設定らしい。

別のスタッフが、よかった間に合ったと、キョーコちゃんの上着とバックを持ってきた。

そうこうしている内に、「撮影を始めるぞ」と監督がみんなに言い、3人が撮影開始位置に付くと撮影が始まった。





……………………………

ここまで読んでいただきありがとうございます。

7月1日に間に合わせる予定で日程を組んでいましたが、書こうと予定していた日になぜか物が壊れたり、故障したりして予定どうりにいきませんでした。

続きはしばらくお待ち下さい。ごめんなさい。

あちこち半端ですみません。


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