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●お返事&オマケ

ただ今One and only 6話、頑張り中。進み具合は8割。息詰まらなければ今日夜中に、更新出来るかも…。




コメント下さった方いったいいつのコメント?と思うほど遅くなりすみませんm(__)m

下にオマケあります。


●ゆきひめ様

いつもコメントありがとうございます。最近携帯のバックアップ2枚とってます。訳のわからない所で切って放置ですみません。病院編も次の更新した分で終わりです。予定してたより話が長くなりそうですが、よろしければ最後までお付き合い下さい。私のマテは長いですよ(笑)


●EASTさま

はじめまして(遅くなりすみません)もうちょっと先まで早めに更新するつもりだったんですが、なかなか思うとうりはいきませんでした。最終話までまだまだですが、また寄って下さい。


●まつの様
はじめまして、ここはリンクで来るのは難しいと思うのですが(リンク増やしたいとは思ってます)来て下さってありがとうございます。時間はかかると思いますが完結する気は満々ですので時々覗いて下さい。甘い所で更新のお知らせ出してます。利用可能でしたら利用して下さい。



●更新してない中パチッと拍手下さった方々ありがとうございました。





オマケ。少し暗めのお話です





   夜明け前。


控室でハンガーにかけてある衣装のジャケットを見てため息が出る。

…失敗したな。

気が緩んだのか?いつものように上手くかわせなかった。


右手の腕時計を見て右手を重ねる。これは「儀式」だ…自分の罪を忘れない為の。


―――自分が生きていく事が許される場所はここだけ、他に何も望んではいけない。だが、それすら俺には贅沢だ。―――


…リック、ここで生きる事を許してくれ、他には何も、何も望まない。約束する、約束するから、演技する事だけは。



♪♪♪~

携帯の着信メロディが流れて、ディスプレイを見ると社さんだった。

「敦賀蓮」の仮面をかぶり電話に出る。

「お疲れ様です、社さん」

『お疲れ、蓮。今休憩中か?』

「ええ、セットの組み替えで控室にいます」

『セットの組み替えか、待ち時間が長くなりそうだな』

「2時間程かかるそうです」

『そうか、昼食は食べたのか?』

「それは…まだ…」

『はぁ~、またか。お前、俺が別行動の時はいつも食べないじゃないか!今、テレビ局の近くだ、何か買ってくるから食べろよ』

「…はい。すみません、お願いします」

『ああ、急いでそっちに行くから』

腹など空いてはないんだが…。苦笑しながら、社さんとの通話を終え携帯をバッグにしまった。

――社さんが来る前に捨てておこう。

さっきまで見つめていた衣装のジャケットに近付き、ポケットから紙切れを取り出し破いて捨てた。

共演女優に「空いてる時間にコールして」とすれ違い様に強引にポケットへ入れられた紙切れ。

衣装の着替えの時無くした事にでもするか。

日本の女性はアメリカの女性と違い控えめだと思っていたが、実際は変わらいくらい押しが強い。


俺が知ってる日本の女の子とは違う。


やたら我慢強くて、一途で、何に対しても一生懸命で、泣き虫な…。


馬鹿だな俺も。考えてみろ…あの子は6歳だった、その子と共演女優と比べるなんて。

あの純粋な子がそのまま成長してるかどうかなんてわからないし、確かめるすべもない。

それに、彼女には「ショーちゃん」がいる。きっと二人で仲良くやっているさ。


「ふっ」


失笑が漏れる。あの子の今なんて、俺には関係ない事なのに。


俺が生きて行く事が許されるのは芸能界の中だけなのだから…。




      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




電話を切り目の前のモズバーガーに駆け込む。

注文を済ませ、空テーブルで出来上がるのを待っていると電話が鳴った。急いでゴム手袋をつけて電話に出ると松島主任からで、明日のスケジュール変更の連絡だった。

鞄から手帳を取り出し変更内容を書こうとしたのだが、ペンが無い。手帳に挟んだはずなのに!慌てて鞄の中を探すが見つからない。

しょうがない、一旦切ってかけ直そう。松島主任にそう言おうとした時、斜め後ろからペンが出て来て同時に女の子の声が聞こえた。

「どうぞ、使って下さい。」

声が聞こえた方を見ようとしたのだが「社、聞いているのか!」と松島主任から大声で怒鳴られ、ペンが出て来た方へ片手でありがとうと形を作りペンを借りた。

松島主任との打ち合わせが終わり、電話を切ってペンを返しにカウンターへ行くと…。

貸してくれた子は自分のシフトの時間が終わって帰ったと説明された。本人にお礼を言いたかったのだが…代わりに対応してくれた子にお礼を言ってペンを返した。

この店で働いているのは若い子ばかり、さっきペンを貸してくれたのも若い子だろう。

いいタイミングで差し出されたペン、お客の事よくみてる。気のきく子なんだろうな…。


俺は出来上がった注文の品を手に、ペンを貸してくれた子に感心しながら店を後にした。




      ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




「最上さん、今日のシフトもう終わり?お疲れさま~」

「はい、お疲れさまです。笹野さんは今からですか?頑張って下さい」

「うん、ありがとう。程々に頑張るわ~」

バイト仲間に挨拶を済ませて、自転車でだるま屋へと向かう。

信号待ちで、ふと真横のショーウインドウを見ると可愛いくコーディネートされた服を着たマネキンがいた。


…可愛いなぁ。


マネキンをじっーと眺めていると、自分の姿がショーウインドウに写っているのに気が付いた。


伸ばしっぱなしのボサボサの髪。

お手入れもしてない顔。

着古したヨレヨレの服。

一足しかない履き古しの傷んだ靴。


…こんな私に、マネキンが着てる服なんて似合う訳ないよね。


でも、服なんて、欲しい物なんて、我慢出来る。


大好きな「ショーちゃん」と一緒にいられるんだもの。それだけで幸せ…他には何も望む物はない。


信号が青になり自転車のペダルを漕ぎ出す。

今日は「ショーちゃん」帰ってくるかなぁ?デビューが決まった頃から何回か事務所に泊まったりしてたけど…デビューしてからは事務所に泊まる回数が増えたなぁ。

「ショーちゃん」の夢がどんどん叶っていってるんだから…寂しいなんて思っちゃ駄目だよね!

よし、今日もまだまだ頑張ぞ。

私は自転車のペダルを漕ぐ速度を速め、だるま屋へと向かった。




まだ自分の夢を持たず、自身の魅力や可能性など知らないまま、好きな人の夢を叶える為だけに一緒懸命な少女。



過去の罪に自分自身を縛り付け、芸能界の中だけで生きていく青年。



そんな青年と少女を見守る、青年のお節介なマネージャー。



――それぞれの運命の糸が絡み合い、青年と少女の人生が大きく変わるのは、もう少しだけ先の事であった。





…………………………………


連載前のお話。二人の繋ぎに社さんを使ってみました。

ぱらっと頭に浮かび6月末には書いていたのですが…見返すとなんじゃこりゃ(まっ、いつもの事)で手を入れてみました。

元の物より読み易くはなったはずなのですが、まだまだですな~。

短編にしては短いのでこちらに載せました。

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